本日より実習期間なので(当方は実習先が休診)

昨日が医療事務講座のクラス全員での最後の授業だった。

何だか最後に講座の感想みたいなのを1人ずつ言うことになって。

先生が応えてくれたりして。

改めていろんな人がいるなぁって思った。

特に再就職の為の講座だから恵まれた道を通ってきた人なんか少ない。


いつも笑顔を絶やさず気さくに話しかけてくれた人が泣いていて

沢山の思いを抱えて悩んでいたことを知った。


人付き合いが得意と言っていた人が

僕と同様に専門中退を経験していることを知った。


先生に先頭に立って質問を投掛けてくれる人が

あるトラウマのせいで人に訊くことに抵抗があることを知った。





みんな何かしら抱えてて。

それでも微笑ってて。

他人を想いあっていて。





先生には

「長曾根ちゃんは、初めて見たとき
 1人の世界に閉じこもっているように見えたから
 打ち解けられるか心配だったの。」

と言われました。





やっぱり気づかれてたんだなぁ。



今年の4月に専門中退して

これからどうしようとも考えられなくて

鬱病と不眠症が悪化する一方で

人が信じられなくなっていて

抜け殻になってて

暗い過去引き摺って狂いそうになってて

自殺未遂したときの思いも忘れらんなくて

自分を妬み蔑んでいたクラスメイトも

知っていながら素知らぬふりした教師も

全員殺してやりたいって

そんな汚い自分に吐き気催してて

でももう1度死ぬ気力なんかなくて

もう1人でいいって

誰も僕に触れないでって思ってた。







でも、それでも生きてかなきゃ

親にこれ以上迷惑かけちゃダメなんだって

1人で生きてくって片意地張って。









最初は講座の人に疎ましい、五月蝿いとか思ってた。

でも実際疎ましかったのは過去引き摺ってる自分で

五月蝿かったのも頭の中で愚痴ってばかりの自分だった。



みんな必死だったんだ。



人に話しかけるのに緊張していっぱいいっぱいでも

新しい道を切り開こうって必死だったんだ。

新しく人と接して解った。




たった1人に固執して尽くして言うことに全部従って

ろくに自分の意見も言えないのを

ただ愛してるからだって

僕しかいないんだからって

そんな思いで誤魔化してて実際中身なんて何もなかった。


空っぽの抜け殻に好きなもの詰め込んで

ほら同じねって喜んでた彼女は

今もきっと「私また簡単に捨てられちゃったの」とか

見当違いなこといって勝手に傷ついたふりして

適当に金振舞って人を繋ぎとめて

自分の嫌いなトコ全部病気のせいにして暮らしてるだろう。





それでも愛してたから間違いに気づいて欲しかったな。

僕が離れていくことで何か得てくれたらと思ったけど

もうそんな資格無いだろうな。いらないけど。

僕は簡単に人を好きになどならないから

何の感情も無く捨てることもしないのにな。


きっとあの人は一生気づかないで

幾度も捨てられてその度に自分を安売りしてくだろう。

ぬくもり欲しさに。


だから気づいて欲しかったな。





僕は最近笑うようになった。

濁っていた眼もちょっとだけ優しくなって澄んできた。

かと言って1人で大丈夫とはいかないんだが

頑張ろうって笑える僕は

なんとかやってけるかも、と思えてきて

やっと人間らしくなってきたかもと

淡く、ひたすら淡く何かに焦がれているようだ。

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